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2008年5月

構造化するウェブ (岡嶋裕史著)

私の稼業は産業(IT)のリサーチですが、もともとテレコム業界出身の身としては、Webの進歩にはいまいちついていっていないところがありますgawk。特にSOA(Service Oriented Architecture)は、何を読んでも腑に落ちない概念でした。それからWebサービスの中核技術であるSOAP(=XML文章を運ぶための通信規約)やUDDI(=ネット上の電話帳)、WSDL(=Webサービス利用手順の書き方)などなど、わ、わ、わかりやすすぎる~good

引越しをするときって、公共料金やカード類の移転手続きとか、役所への転出・転入届けとか、子供がいれば転校手続きとか、ひとつひとつやらなければいけないですよね。それがSOAの理念とそれを実現する中核技術によってWebが構造化されることによって、「引越しサービス」というひとつの完結したサービスに簡単につくりあげることができるわけです。

一方で、筆者はこんな警鐘も鳴らしています。ふむふむ。。。いずれに転んでも厳しいわけですなeye

企業の場合を例にとれば、いわゆる囲い込み戦略が非常に難しくなる。どんなにニッチなサービスでもよいので、ウェブに公開してグローバルに競争するか、もしくは仮想空間ではどうしてもサービスインできない現実の地域に密着した業務を生業にするか、二者択一を迫られる可能性が高い。どちらにも強みを持たない企業は淘汰、再編が進むと思われる。

SOA???Web2.0???とWebの世界の進化にもやっとしている方、人にわかりやすく説明したい方におすすめです。

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風のように

今週はとても悲しい出来事がありました。
みいちゃんdogMダックス、5才)が、、、火曜日に突然逝ってしまいました。
末期の肺癌ではありましたが、預かりさんの愛情に包まれて、病気とは思えないほど、毎日笑顔で元気に暮らしていました。(犬ってこんなに笑うんだったっけ?と思えるほど)
患部切除は断念したものの、漢方治療で有名な先生に出会い、今週から治療を開始するところでした。症例として癌が小さくなったという実績もあり、みいちゃんを応援する支援物資があちこちから届けられていた矢先の出来事でした。

唯一救いなのは、苦しんだ様子がみられないこと。前の晩には、先住犬を追いかけまわしてさんざん遊んで、楽しい夢の続きを見ているかのような安らかなお顔でした。
木曜日には供養されて、天国へと旅立っていきました。預かりっこではなく、本当の家族として。。。

みいちゃんが教えてくれたことは本当にたくさんあります。
動物だって元気な日々だけではありません。人間と同じように、病気にもなるし、年もとります。これら全てを含めて命と向き合うことは、言葉でいうほど簡単なことではないでしょう。犬や猫と暮らしたことがない人も、もし飼おうと思うなら、想像力を働かせて、よく勉強して、色々なことを覚悟したうえで、決断して欲しいと思います。

みいちゃん、もっともっと生きていて欲しかったけれど、ゆっくり休んでね。
あなたのことは決して忘れません。

ひとつだけ by 矢野顕子

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私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる(齋藤孝・梅田望夫)

フォトリーディングですが、いまのところ1日0.5から1冊ペースです。今週、ちょっと大きめのプレゼンがあるので、あまり時間がとれませんdown
いろいろ準備もあって地味ぃーな週末を送っています。

また梅田望夫さんの本が出ました。今回は「声に出して読む~」で有名な齋藤孝さんとの対談集です。
帯にお二人の写真が載っているんですが、どこかしら質感というか、テイストが似ています。見た目というより、芯に持っている激しさ、強さみたいなものが。。。
あとがきの中で、梅田氏が、自分の生き方は、変化への鈍感さや想像力の欠如が引き起こす日本社会への閉塞感への危惧、怒りみたいなものが原動力になっている、と言っているところからも合点がいきました。

内容も二人の志向性が出ていて面白かったですが、梅田さんの座右の書で、森有正の文章にぐーっgoodときました。

「人間が軽薄である限り、何をしても、何を書いても、どんなに立派に見える仕事を完成しても、どんなに立派に見える人間になっても、それは虚偽にすぎないのだ。その人は枯れた泉のようなもので、そこからは光の波も射し出さず、他の光の波と交錯して、美しい輝きを発することもないのだ。自分の中の軽薄さを殺しつくすこと、そんなことができるのかどうか知らない。その反証ばかりを僕は毎日見ているのだから。それでも進んでゆかなければならない」(森有正全集、「バビロンの流れのほとりにて」)

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現実は

みいちゃんの肺癌は、、、約8センチ大。あの小さな体にとっては相当の大きさ。
しかも大動脈をすっぽり包み込むようにはびこる腫瘍。
手術は大動脈を傷つけた時点でアウト。
状況はかなり厳しい。。。
なにか方法はないのか。。。

Michan_edited

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フォトリーディング

先日、2日にわたり、フォトリーディングという速読技術の講座を受けてきました~coldsweats01
朝9時半から夜8時くらいまで、久し振りの缶詰研修です(自腹ですけど)。
脳の潜在力に働きかける方法なので、実感というのは正直ないんですが、ここ数日読むスピードがどんどん上がってきているように思います。100ページくらいスピードリーディングしてもまだ10分くらいしかたっていない。300ページくらいの本であれば、30分あれば読めます。さらに練習を続けると、内容にもよりますが、もう少し早くなると思います。
この方法は自己満足の読書ではなく、アウトプットすることを前提としているので、読む前の目的設定が肝です。

研修中に面白かったのは、目をつぶった状態で、「教室に青色のものはいくつ?」と聞かれてもほとんど思い出せず、目を開いた途端、青色のものがどーんとeyeに飛び込んでくるのには驚きました。本も同じで、意識すると、キーワードやキーセンテンスが勝手に目に飛び込んでくるのです。自分にとって意味のないところは、読み飛ばせばいいので、自然と読むのも早くなるわけです。
詳しい方法はテキスト本にも書かれていますが、講習で実際に体を使ってやってみないと、たぶんなかなかマスターしにくいんじゃないでしょうか。

さて、この調子で、部屋に積みあがった本をどんどん片付けていきたいと思います。

Amazonのアフィリエイト登録してから、1冊3行サマリーしたいと思います。
1日1-2冊ペース(1時間以内)でこなしていきたいと思います。
本を選ぶのが大変だわ、こりゃ。wobbly

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みんな生きている

tvNHK みんな生きている「第2回 捨てられる命」
放送予定日 4/23(水)・25(金)・30(水)・5/2(金)・5/7(水)・9(金)
放送時間  水曜日 午前9時30分~9時45分
        金曜日 午前9時45分~10時00分

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復活

忙しさにかまけて、もうすっかり止まってしまったブログですが、ぼちぼち再開しようと思います。ま、気張らずに、よしなしごとをゆっくりペースで書いていこうと思っております。

再開早々ですが、少々重めの話です。

最近、とあるきっかけで、一匹の犬と出会いました。
ミニチュアダックスの女の子(dogみぃちゃん、4-5歳)です。
この子は、飼い主が飼育を放棄し、保健所に持ち込まれ、殺処分寸前のところを保護団体によって引き取られました。
里親さんを探すため、預かりさんのところでリハビリをしていました。
みぃちゃんは、元の飼い主から、人間やほかの犬との付き合い方を教えられなかっため、始めは預かりさんや先住犬との関係を理解できなかったそうです。
でも、賢い子で、何よりも人間が大好き!わがままを言って叱られると、しょんぼりして、でもすぐ気を取り直して甘える可愛い子です。
精神年齢は子犬と一緒なので、失敗もありますが、飼い主さんの心に寄り添おうとするとても健気な子です。

保健所に持ち込まれたときは、耳も真っ黒に汚れていて、きちんと世話してもらっていなかった様子が伺えたそうです。
しかも、小型犬ではとても珍しく、フィラリア陽性。。。ベランダで飼われていたのではないか?と預かりさんは言います。
まだ若いので、薬の服用で克服することもあるそうですが、そんな基本的なことも、元の飼い主は怠っていたことになります。
そんな飼い方ができる神経だから、こんな小さくて弱いものを放棄することができたとも言えますが。。。

みぃちゃんの状況を聞いて、なんとか里親になれないものか考えましたが、なるべくお留守番の少ないおうちが良いとのことでしたので、みいちゃんを生涯可愛がってくれる里親さんがあらわれるまで、かげながら応援しようと思っていました。

ところが、、、
みいちゃんの体は癌におかされていることがわかりました。肺癌です。かなり進んでしまっているとのことです。
私も抱っこさせてもらったとき、胸の鼓動が普通より大きく、波打つように感じたのですが、そのときは既に病気だったということです。
癌は人間同様、犬の病気としても上位に来ますが、肺癌というのは珍しく、よほどの遺伝でもないかぎり、飼い主が喫煙者であることが要因として考えられるそうです。
人間も間接喫煙は良くないと言われますが、小さい体の動物にはことさらに影響が大きいのです。
つまり、フィラリアも癌も、そしてもう少しで命が奪われそうになったのも、元飼い主である人間のしたことだということです。
同じ人間として、怒りと情けなさ、そしてみいちゃんや同じような状況にある動物たちへの申し訳なさで一杯です。

みいちゃんは近日中に東大の動物医療センターで診察を受ける予定です。
みいちゃんが病気になってしまったことは残念でなりませんが、保護団体に救われたことによって、継続的にケアを行う預かりさんの確保、心のケアのみならず、高度医療まで受けられるという「しくみ」がある、ということは非常に重要なことです。
個人では限界があることを、組織やしくみを作ることで、命をつなぐチャンスが増えるということです。

人間の命のほうが大切ではないか、なぜ犬猫ばかりに、、、ということを言う人もいますが、モノのように売り買いされ、飼ってみたら予想以上にお金がかかる、手間がかかるという理由で捨てられる命があるとしたら、それは人間の一方的な都合による犠牲者でしかありません。
もっといえば、犬猫の命をそのように扱う人間は、人間に対しても命の重みを感じることができるのか。。。

この数日、みいちゃんの病気のことを知り、かなーり落ち込んでいたのですが、この保護団体さんの対応や預かりさん宅でのみいちゃんの元気な様子をみて、勇気のようなものが湧いてきました。なんたって、みいちゃんは生きる気満々なのです。rock
奇跡が起こることを信じて、私ができることをしたいと考えています。

話は変わって。
山猫庵では、路地ギャラリーで写真を開催しています。
捨てられた命、それでも生きていく猫たちの姿は、決してペットとしての可愛らしい猫ではないかもしれません。
死がいつも隣り合わせの過酷な姿ですが、、、でも一度見ていただけたらと思います。
山猫庵の夏野君もお待ちしています。

*「捨猫」写真展*

~野良猫・野宿猫を増やさないために、
今、あなたにできることは何ですか?~

写真・溝渕和人 写真集・発行:静岡新聞社
会期:平成20年4月26日~5月25日
10時~18時 火曜日休み(GW中は無休)
会場:路地ギャラリー 夢の通りみち(山猫庵となり)
東京都文京区本郷4-33-11 倉島ビル西棟
TEL 03-3814-8728
地下鉄 本郷3丁目駅 徒歩6分 春日駅 徒歩5分

主催
文京動物環境支援協会・山猫庵

noteBette Midler noteWind Beneath My Wings

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