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必ず行きます

駆け足でしたが、帰省してきました。airplane
実家(小樽)に帰ったとき、特に決めているわけではないのですが、必ず立ち寄ってしまいます。

Hikari 純喫茶「光」cafeです。創業が昭和8年。うちの母親が小樽生まれで60代半ばですから、彼女より年上の喫茶店です。いつもクラシックのレコード(CDじゃないと思う)が流れていて、琥珀色のようなまさに「光」につつまれた空間。明らかに時が止まる、あるいは戻る感覚に陥ります。アンティークな調度品が置いてあるから、、、というよりも、重ねてきた年月と人々の想いが澱となって溜まった末に、出来上がった時空なのかも。。。

私が本郷のような坂のある場所が好きなのも、小樽の(激しい^^;)山坂がある街に慣れ親しんだからかもしれません。そうはいっても、生活するにはかなり大変なんですけどね。(特に冬場は命がけsnow

小林多喜二が治安維持法の容疑で拘置された刑務所から、友人の村山籌子(むらやまかずこ)に宛てて書いた手紙が、旭山展望台の文学碑に刻まれています。

 「冬が近くなると ぼくはそのなつかしい国のことを考えて 深い感動に捉えられている そこには運河と倉庫と税関と桟橋(さんばし)がある そこでは  人は重つ苦しい空の下を どれも背をまげて歩いている ぼくは何(どこ)を歩いていようが どの人をも知っている 赤い断層を処々に見せている階段のよう に山にせり上っている街を ぼくはどんなに愛しているか分からない」(昭和5年8月)

時代は変わりましたが、この手紙で描かれている風景は、今も本質的には変わっていない気がします。

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